夜空に花火
タクの車に乗り込む。
タクとナナコは早速ラブラブだ。


私とユウダイの間は、昼間と同じ間隔分空いている。
車が動き出した。
窓を開けると、昼間と違う風が入ってきた。
夏の夜ってちょっぴり切ない。
ユウダイも外を見ていた。


彼女のことを考えているのかな?
もし今隣にいるのがミサキじゃなくてマミだったら…って。

そんなことを考えながらユウダイを見つめていたらユウダイが突然振り向いた。
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