夜空に花火
「も~!」

とか言って、ナナコも喜ぶタクの顔が見れて嬉しそうだ。


「んじゃ、これは俺から♪」

タクは赤い袋をナナコに渡した。
ナナコは結んであるリボンをゆっくりほどいた。


ナナコへのクリスマスプレゼントは腕時計だった。

「ペアウォッチ!」

タクは左腕を見せながらニカッと笑った。
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