夜空に花火
「タクに出会っていなかったら、OKしてたかもしれない。でも今のあたしにはタクだけ。それに、タクと出会ってなかったら今のあたしはいないの。もしかしたら、今のあたしじゃなかったら松田先輩もすきになってなかったかもしれない。」
ナナコの言ってる言葉が妙に大人びて聞こえた。
ナナコは続けた。
「なんかすごく満足。学校一の人気者の人にすきになってもらえたの。タクのおかげだー♪」
私とナナコはそのまま帰路を歩き続けた。
ナナコがタクに松田先輩に告られた話をしたらタクは
「さすが俺のナナコ!」
なーんて言うもんだからユウダイが
「俺のミサキちゃんはそういうのないのかなあ?」
なんてからかわれた。
春、新しい風が吹きはじめようとしていた。
ナナコの言ってる言葉が妙に大人びて聞こえた。
ナナコは続けた。
「なんかすごく満足。学校一の人気者の人にすきになってもらえたの。タクのおかげだー♪」
私とナナコはそのまま帰路を歩き続けた。
ナナコがタクに松田先輩に告られた話をしたらタクは
「さすが俺のナナコ!」
なーんて言うもんだからユウダイが
「俺のミサキちゃんはそういうのないのかなあ?」
なんてからかわれた。
春、新しい風が吹きはじめようとしていた。