好きになっちゃいけない!!
数日が経つと・・・あたしはある、異変に気がついた。


それは、矢沢と亜衣瑠がまったくと言っていいほど、話さないこと。



どうして?どうして?って気になって、亜衣瑠に聞いた。


「ごめん、大丈夫だから。なんでもないから。」と、下を向いたまま答える亜衣瑠。






「どうしたの?大丈夫じゃないじゃん!顔色も悪いよ。どうしたの?話してよ。あたしたち心友でしょう?」


亜衣瑠はなにも言わない。


「ねえ!何か言ってよ!!」


ぐいっ


「いやっ!!!離して!」


振り払われる。

「・・・なにもないから・・・・ほっといてくれる?」



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