好きになっちゃいけない!!
「おいっ!!」

矢沢に肩をポンと叩かれる。

「きゃっ!!」

ドキン・・・


亜衣瑠・・・・


あたし・・・あたし・・・矢沢のこと・・・好き。


ごめん・・・亜衣瑠。

あたしは・・・サイテーだ。

「・・・なんでもないわ。少し考え事を・・・ね。」

いつもの調子でなにも気づかれないように答えた。

「ふうん・・・そっか。じゃあ・・・いいや。これ、渡しといてくれ。」

紙切れを渡される。

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