あの夏の永遠~二度と会えない君へ~
弁護士からの脅し
江梨は法律扶助会にも行き来していたので、相手の名前を告げた時相手が悪いと職員達の態度で分かった。
ヒロの父親の同級生だそうで、電話の向こうでいつもヒロの母が偉い先生だと鬼の首でも取ったようによく江梨を威嚇していた。
ヒロの母親は記憶までおかしくなる程興奮したのか、警官にも周りにも嘘をついた。
「あの女(江梨)は毎晩真夜中に電話をしてきては【お願いですからヒロちゃんと替わって下さい】と、しょっちゅう言うんです」
と吹いているらしく、江梨はそれをヒロやヒロの浮気相手から聞いた。
江梨はヒロに、
『私夜中に電話なんかしてないよ!』
「でもうちの母親はそう言っている。だいたい君が警察を呼んだりして、うちの両親に失礼な態度を取るから、いくら俺がかばおうとしても駄目なんだよ」
『何ですって!?』
ヒロの父親の同級生だそうで、電話の向こうでいつもヒロの母が偉い先生だと鬼の首でも取ったようによく江梨を威嚇していた。
ヒロの母親は記憶までおかしくなる程興奮したのか、警官にも周りにも嘘をついた。
「あの女(江梨)は毎晩真夜中に電話をしてきては【お願いですからヒロちゃんと替わって下さい】と、しょっちゅう言うんです」
と吹いているらしく、江梨はそれをヒロやヒロの浮気相手から聞いた。
江梨はヒロに、
『私夜中に電話なんかしてないよ!』
「でもうちの母親はそう言っている。だいたい君が警察を呼んだりして、うちの両親に失礼な態度を取るから、いくら俺がかばおうとしても駄目なんだよ」
『何ですって!?』