あの夏の永遠~二度と会えない君へ~
電話をしたが出ないので留守番電話に、
『ヒロちゃん!今いるの?いないの?寒いよ……。
これ聞いたらそこのダンプ置き場に来て!寒いから避難してるの。』
と、メッセージを入れた。
ダンプ置き場に戻ると、そこにあったプレハブも鍵が開いていた。
緊急避難で入らせて貰い、ガスコンロに火をつけ手をかざして暖を取った。
そこまで寒かったのである。
運悪く生理まで始まってしまい、泣く泣く汚いのか綺麗なのかわからないその辺に投げてあった白いタオルを下着に挟み震え続けた。
そこの人には申しわけないが、外で用を足すと犬が吠えるので、敷地内にある家の人が来そうで怖くプレハブ内の植木鉢のそばで用を足して、植木鉢を微妙にずらして誤魔化した。
そこの電話も拝借して、部屋に電話をかけて留守電を入れてはダンプに戻っていたら午前4時過ぎにヒロが呼びに来た。
ヒロは友達が帰らないので、江梨の為に二人で友達宅に移動していたとの事で、江梨は鍵を持っていて室内に戻っていると思っていたらしい。
『ヒロちゃん!今いるの?いないの?寒いよ……。
これ聞いたらそこのダンプ置き場に来て!寒いから避難してるの。』
と、メッセージを入れた。
ダンプ置き場に戻ると、そこにあったプレハブも鍵が開いていた。
緊急避難で入らせて貰い、ガスコンロに火をつけ手をかざして暖を取った。
そこまで寒かったのである。
運悪く生理まで始まってしまい、泣く泣く汚いのか綺麗なのかわからないその辺に投げてあった白いタオルを下着に挟み震え続けた。
そこの人には申しわけないが、外で用を足すと犬が吠えるので、敷地内にある家の人が来そうで怖くプレハブ内の植木鉢のそばで用を足して、植木鉢を微妙にずらして誤魔化した。
そこの電話も拝借して、部屋に電話をかけて留守電を入れてはダンプに戻っていたら午前4時過ぎにヒロが呼びに来た。
ヒロは友達が帰らないので、江梨の為に二人で友達宅に移動していたとの事で、江梨は鍵を持っていて室内に戻っていると思っていたらしい。