あの夏の永遠~二度と会えない君へ~
「それでどうするつもり!?」

父はかなり動揺していた。

『相手の子が卒業したら結婚する約束だし、もう8ヶ月だから生む』

すると、父は意外な事に優しかった。

「それで相手の男は裏切ったりしないのか!?」

『約束してくれたから。だから話せたの』

「今度もお母さんを行かせようか?生む時に」

『……』

「でもお母さんが聞いたら卒倒するよ。

まあ、お父さんがおりをみて話してみるけど」


『わかった……』
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