あの夏の永遠~二度と会えない君へ~
絶縁
3日程して、江梨の父親から江梨に電話があった。
「お母さんに話したら寝込んでしまって、勘当だと怒ってる。
まあお父さんはなったものは仕方がないと思ってるけど、お父さんが江梨の味方したらお母さんが余計興奮するから、本当は江梨の味方だけど反対のふりをしておくから。
しばらく電話をかけてくるな。」
『わかった……』
もう後には戻れないんだ……。
江梨はそう思った。
結婚の約束をした時点で、役所には卒業するまで絶対動かないという約束でヒロの名前を出していた。
本来なら保護世帯の妊婦に支給される牛乳代も、江梨は3カ月支給を忘れられていた。
そうこうしているうちに、児童扶養手当てを管理する課からとうとう呼び出しが来た。
こう書かれてあった。
【少々おうかがいしたい事がありますので、期日に来て下さい】
「お母さんに話したら寝込んでしまって、勘当だと怒ってる。
まあお父さんはなったものは仕方がないと思ってるけど、お父さんが江梨の味方したらお母さんが余計興奮するから、本当は江梨の味方だけど反対のふりをしておくから。
しばらく電話をかけてくるな。」
『わかった……』
もう後には戻れないんだ……。
江梨はそう思った。
結婚の約束をした時点で、役所には卒業するまで絶対動かないという約束でヒロの名前を出していた。
本来なら保護世帯の妊婦に支給される牛乳代も、江梨は3カ月支給を忘れられていた。
そうこうしているうちに、児童扶養手当てを管理する課からとうとう呼び出しが来た。
こう書かれてあった。
【少々おうかがいしたい事がありますので、期日に来て下さい】