あの夏の永遠~二度と会えない君へ~
確かに……ヒロを苦しめることなく、望まれるならそれがいいのだろうかと悩み、ヒロに相談したら、
「江梨ちゃんが決める事だよ」
と、言われた。
その話をする為にヒロがやってきて、帰る時美容院へ私を送ってくれた。
「パーマ代もあげるから、可愛くして会うんだよ」
そう言うヒロに手を降り、私は椅子に座った。
そしたら、いつもの指名のダーリンと呼んでいた美容師が、
「駅まで送らなくていいんですか?僕なら送って欲しいですよ~」
江梨は鏡に向かって微笑んだまま答えた。
『自分には自分の子供と私を引き受ける自信がないから、他の望んでくれる男に会ってみたらと言われて会うために綺麗にしておいでって、パーマ代持たされて連れて来られて、どんな顔をしてホームで見送れって言うの……?私には見送れない……』
「江梨ちゃんが決める事だよ」
と、言われた。
その話をする為にヒロがやってきて、帰る時美容院へ私を送ってくれた。
「パーマ代もあげるから、可愛くして会うんだよ」
そう言うヒロに手を降り、私は椅子に座った。
そしたら、いつもの指名のダーリンと呼んでいた美容師が、
「駅まで送らなくていいんですか?僕なら送って欲しいですよ~」
江梨は鏡に向かって微笑んだまま答えた。
『自分には自分の子供と私を引き受ける自信がないから、他の望んでくれる男に会ってみたらと言われて会うために綺麗にしておいでって、パーマ代持たされて連れて来られて、どんな顔をしてホームで見送れって言うの……?私には見送れない……』