明日もいつも通りに、会いましょう。


「冗談じゃないよ、
本気で言ってるんだけど?」


!!!


私はぐるっと顔を彼とは反対の窓の方に向けて必死になってニヤけそうなのをおさえる。



もしかして
このひと、私のこと、

………す、す、す、好き……とか?


なに、
自分の脳内でとんでもない展開を起こしてるんだ?


そうそう、

いや、いや、まさか。

それはないでしょ。




だいたい、

昨日会ったばっかだし、

何より平凡地味系だし、

これと言って取り柄もないし、

成績もパッとしない。


……。


う。
なんか自分で考えて落ち込みそう。



「…ヒロコ?」


ひぇぇっ!!


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