ほんとに、スキ?


私はきっと、ずっと。


誰かに、助けを求めてた。




辛くて、悲しくて……

そんな私の心のSOSに気づいてくれたのは、飛沫もありすもたけど。


愁くんは、こんな私を必要としてくれた。




「俺さ、実冬がいねぇとダメみたいなんだ。……お前が、白浜がいねぇとダメなように。俺じゃぁ、ダメ?」



確かに私は、こうちゃんがいないとダメなんだと思う。


でも…愁くんも、大切な存在だよ。




最低、かもしれないけど。


私はこうちゃんを忘れるために、

愁くんと付き合おうって決めたんだっ…













< 235 / 274 >

この作品をシェア

pagetop