ほんとに、スキ?



「実冬、今日はありがとね。うち、明日ちゃんと玲緒と話し合うことにする。」



「うん。ぜったい玲緒くんなら、賛成してくれるよ!!!」



「そだねっ。じゃぁ、帰ろっか!!!」


「送ってくよ。一人じゃ危ないし。」




私がそう言うと、


「タクシーで帰るから平気!!!」


「ほんとに?」


「うん。大丈夫だよ?」


「じゃあ、気をつけてね。」


「うん。実冬もね?」





「「バイバイ!!!」」






ファミレスの前で、

私たちは別れた。















< 248 / 274 >

この作品をシェア

pagetop