アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~
薫子の思惑
薫「駄目……かな?」
「………………」
薫子の残念そうな表情にありすは俯き少し考えた末、
どうやら答えが出たようです。
「あの……私で良ければ、友だちに……なってください」
薫「やった!!!これから、よろしくね!!!!!」
「はい!!!」
こうして、ありすに友だちが出来たのです。
同じクラスの女子生徒。
恐らく、何も心配するようなことはないでしょう。
柔らかく笑う薫子に、何か裏があるようには見えないのですから。
純粋に友だちとして接してくれることでしょう。