アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~
薫「えっと、じゃあ今日はとりあえず楽しもう?
宮本さんのための歓迎会なんだから」
「うん!!!ありがとう」
薫子は微笑み、袋に入ったお菓子をありすに差し出した。
ありすはそれを受け取ると、薫子に釣られたのか微笑んだ。
その笑みは、この学校に来てから初めて自然に出た笑顔でした。
そうして、ありすは薫子が開いてくれた歓迎会を心から楽しんだのでした。
たくさん話し、たくさん笑い、
それはありすにとって大切な思い出となったのです。