アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~







薫「ねえ、ありす」





被服室でコスプレ衣装の製作中、薫子がありすに話しかけました。





ありすは今まさに、晃の衣装を作っている最中です。







「ん?何、るこちゃん」





ありすは作業していた手を止め、薫子に問いかけました。





薫子は自らのコスプレ衣装である、巫女服を作っています。



黒髪の彼女に似合いそうなコスプレです。







薫「ダイヤのこと、どう思っているの?」


「え?」





唐突の薫子の言葉にありすは間の抜けた声を発した。







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