アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~







「え?あの……何でしょうか……?」


「君、可愛いね」


「あ、ありがとうございます……?」


「あはは!!!君、面白い!!!」





ありすに話しかけたのは、ありすが案内した三人組でした。







「ね。一緒に回らない?」


「いや、あの……」


「イイでしょ?」


「ですから………」





手を掴まれているため、その場から離れることの出来ないありす。



ただ、目を泳がすことしか出来なかった。





そんなありすの背後から一つの影が近付いてきていたことに、

彼女はまだ気付いていない………







< 196 / 256 >

この作品をシェア

pagetop