アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~
ひゅーと六人の間に冷たい風が吹き抜けた。
累「逝ってください」
僚「いや……!!!ちょっ!!!!!」
累「逝ってください」
晃「大事なことなので二回言いました(棒読み)」
僚の発言に累は一回目と二回目、どちらとも同じ表情と抑揚で言った。
その破壊力は凄まじい。
三年間、同じクラスだった僚でも耐えられないほどに……
そして、便乗する晃。
晃が加わると全てがコントのようになってしまうのは、ある意味才能だろう。