アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~
「碧くん…?」
晃「碧!!!何しに来たんだよ!!!??」
驚く二人をよそに、碧はその可愛らしい笑顔を浮かべながら、
一切の躊躇もなく二年生の教室に入ってきました。
「どうしたの?碧くん」
碧「一緒にお昼ごはんを食べようと思って来ました!!!」
「えっ?」
碧「ダメ……ですか?」
大きな瞳を揺らし、今にもそこから雫が零れそうになっている碧。
既視感を覚えるその言い方に、
ありすは当然、断ることが出来ませんでした………