アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~
碧「ありす先輩、どうしました?」
「……え?」
ありすの箸が進んでいないことに気付いた碧が話しかけた。
碧「全然、食べていないですけど」
聖「そういえば、そうだな。体調悪いのか?」
「ううん!!!そう言う訳じゃないんだけど………」
累「じゃあ、何なんですか?」
ありすに視線が集中する。
しかし、ありすは何も言うことが出来ず俯いています。
その間にも、視線は降り続ける。
それはスートの五人に留まらず、
学食に居る生徒たちの視線も含まれています。