アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~
「あの……気にならないんですか……?」
晃「え?何が?」
「視線……です」
僚「視線?」
「はい」
その言葉ひ五人は周りを見渡すが、
何のことか分からないといった感じで首を傾げた。
そうですね。
彼らが見渡した瞬間、
生徒たちは気付かれないように顔を背けたのですから、
分からなくても仕方がないといえば仕方がないですが……
それにしても彼らは鈍感過ぎるでしょう。
僚や晃はともかく、累と聖まで……