家政婦は火星人!?


俺は思い切り
近くにあった車を
蹴った。


もちろんへこんだ。


車を蹴ったりするのはいつものことだけど今回は違った。


「おい、てめぇ!なにしてんだ?」


「や、やべぇ」


黒いスーツを着たいかにも怪しいおっさんが落ちている鉄パイプを拾い上げ俺ほうによってくる。


逃げなきゃ殺される!


心のなかでそう思った。


俺は全力で逃げた。


逃げて逃げて逃げまくった。


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