藍白の鬼
第二章:誰だ、オッサン?
あー…朝から変な夢見た所為でテンションが低い。
ついでに血糖値も血圧も偏差値も顔面偏差値も運動能力も適応能力も何もかも低い。
とか言っておきながらアナタ実は美少女なんでしょ?
って思った皆様、ざんねーん。
あたしは何もかも悪い女の子よ。
え、長所?
それは長い所ですか、それならありますよ。
胴体と髪の毛。
あと長い間ずっと走り続けれる。
これでもあたし陸上やってたんで、長距離の方。
…あ、いや、中距離かな。
まぁ、そんなことなんてどうでもいいや。
うあー、課題をするやる気なんて起きねー。
宿題をしなければならないのに、そうhave toじゃなくてmust。
なのに、やる気が起きないあたしは、施設の先生に断って公園とか道路とかをプラプラすることにした。
プラプラするっていったって特に当てもなく歩く。
……ってあれ、あんなトコに道なんかあったっけ?
ててっててーれん!
ヨシノは変な道を見つけた!
ここで迷うとかないわー。
てことで、好奇心に身を任せてLet' Go!!!
そしてあたしはその道を進んだのだった。