【完】とろける☆かぼちゃプリン
門外不出の道場破り
―はじまりの決意―
〈プリン派 in かぼちゃ派-星side〉
「はあ…。」
何度目かの大きな溜め息をつくDr.哲の車に乗り込み彼の運転で‥俺の家までの道のりを走る。
―――いつも見る景色なのに‥…。
車の窓ガラスに映る姿は‥…紛れもなく違う…………。
―――俺………。
こんな形で剣道出来なくなるなんて………………………。
―――絶対…考えられない!!!―――
制服のスカートの上で拳を握り過ぎゆく景色を睨みながら…俺は厚く美しい唇を…キュッと噛み締めた……。
―はじまりの決意―
〈プリン派 in かぼちゃ派-星side〉..end