【完】とろける☆かぼちゃプリン


額に浮かんだ汗を拭いつつ俺は自分に言い聞かせる。




 「―――まあ…どっちでもいいけど…ひとまず今日は二人ともどうするの?

 このまま自宅に帰るの?

 それとも…ここに一泊するの?」




姉貴の言葉に俺も皐月もお互いの顔を見合わせた。




 ―――深く考えてなかったけど……お互いの家に帰ってそれぞれの生活するんだよなーって今更ながら考えた。




 でも………ちょっと待てよ………。



 ―――そうなると……それぞれに困る問題にならないだろうか?





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