【完】とろける☆かぼちゃプリン
「「あの……リビングですよね…?
ゆっくりリラックスするどころか…誰かリラックスさせる立場目的のリビングでしょうか?」」
場違いの質問に甲原さんは呆れ果てた深い息をあからさまについた。
「お嬢様はすくなくともリラックスできる場所などなかった…。
だからこのピアノに座り鍵盤と向き合いこの邸で働く使用人達のために憩いの曲をひいてくれていました。
それは…この家で仕えている者達ならどんなに新参者でもしっています。」