【完】とろける☆かぼちゃプリン


「ふっー。危なかった………。」


次第に雨音を強める頃は急いでかき集めた洗濯ものを縁側に投げ込まれる様をあたふたとみ過ごしている間に小春さんは額の雫をぬぐった。


「あの……すみません…。 役に立たなくて…。」


見慣れない光景に私は小春さんに謝るとケロリ…としながら私に洗濯ものの一部を手渡した。


「じゃあ…これから手伝ってよ!!」


「はあ……。」



縁側に取り込まれた洗濯ものを居間に移動させ小春さんにならってタオルを集めはじめた。










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