【完】とろける☆かぼちゃプリン


高らかな声を弾ませて何人かの女子を後ろにはべらせて今朝出会った単さんが近づいてきた。


「ああ……。どうも……!!」


言葉を繋げようとしてきた俺に今度は皐月さんが肩肘で横腹をついてそれを制止してきた。


「ああ…。単さま…じゃございませんか!! ご機嫌いかがですか?」


「まあ…お気になさってくださり光栄ですわー!!
この上ないほどいつもと変わらずですわよー!
そーいえば…梓さまこそ…その後、例の彼とうまくいってらして……やっぱり恋に障害はつきものですものですからねー!!
以前より梓さまお疲れのように見えますわ!」



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