【完】とろける☆かぼちゃプリン
声をひそめて横にならび梓さんに声を潜めた。
再び道具がはいった箱を俺に手渡し声を潜めて作り笑いで返した彼女に深い吐息をつきお嬢達の待つ席へと向かった。
「何かすることあります?」
実験道具を持ってきたのをわかっていて例の単お嬢が皮肉気に笑ったのにイラッときて実験道具をおいた。
「あら? それならひとつ教えてもらいたいことあるんですけど……??」
「まあ……何かしら?」
「―――なんで……人の彼氏にケチつけるんですか?
そもそも関係ないじゃないですか?」
俺の言葉にさほど表情も変えずすました顔でお嬢達を睨んだ。