【完】とろける☆かぼちゃプリン
「ほんとお可哀想………。 お友達ならその事察してあげるべきじゃなくて……皐月さま?」
皮肉気な微笑を浮かべた単お嬢を睨みつつなぜだかモゾモゾとポケットが不審に動くのを感じ手をいれるとハンカチにくるまれているなにかの物体が忍びこんでいるのを感じると同時に悪知恵が閃いて単お嬢を睨んだ。
「可哀想だって思ってもないこと口にしてしたり顔で喜んでるそっちも器ちっさくてびっくり!!」
なんてぶりっこしながらポケットからハンカチと一緒に取り出すと勢いよくその物体はハンカチから実験台の上に置いてあった天秤のはかりへと飛び乗った。