【完】とろける☆かぼちゃプリン
「クラスの子達が俺と梓の仲を馬鹿にするらしくってさー。
梓が嫌な思いするならって仮名で呼び会うことにしたんだ。
そんな矢先に父の転勤で学校を変わることに、なったなんていいづらくてさ………。
また梓を辛い目にあわせるのが嫌で言い出せなかった。」
苦潰した表情で覇気のない声で語るけれど納得できず俺は続けて返した。
「確かに…あの学校の奴らは人を見下してるとこがあるよ!
梓さんを大切に思うのもわかるけどさ…!!優しいばかりが優しさとは思わないよ。
ヨウちゃん…どちらかというと梓さんのいいなりじゃん!!
梓さんのこと好きならもっと堂々としてればいいじゃん!!」