【完】とろける☆かぼちゃプリン
「………俺だってこんな事初めてだよ…。
だけど…離れてる間皐月に会いたくてたまらなかった。
だから…とにかく逃げずに俺の話を聞いてくれ!!」
星くんの真剣な表情に腰砕けてたつこともできないまま星くんは無理矢理私の手を握りしめ壁に並んだ。
未だキスの余韻が残り恥ずかしいやら嬉しいやらで気が動転していた私の手を力強く握りしめてくれた星くんはお祖父様とのいきさつを簡単に話したあと梓ちゃんの学校での出来事までを話してくれた。
「ヨウちゃんから聞いたよ。でも梓さんが何を言おうが俺は梓さんの気持ちに答えるつもりもない!!」