【完】とろける☆かぼちゃプリン
自分で自分をロクでもないってなんかいってて情けなくなるけど語調を強めながら尋ねた。
「………ごめんなさい。 ただ、星くんの事ヨウちゃんよりも好きになっちゃったの。
ヨウちゃんは優しくていい人だけど…星くんはそりゃあ不器用だけど…いざというときには頼りになるとこが優しいというか……。
もちろん、星くんが皐月の事好きでも構わない。
私の勝手な片想いだし………ごめんね…!!
迷惑かけちゃって……!!」
「ちょっ……ちょっとー!!」
梓さんはSHRの始まるチャイムとともに教室にはいってきた生徒の間をすりぬけて走っていってしまった。