【完】とろける☆かぼちゃプリン


しばらくすると2限目をつげるチャイムとともに見覚えのある車がとまった。


「あんた、なにやってくれてんだっ??ほんとにもう!!」


運転席を降りるなり梓さんをひとまず車にのせてひきつる笑顔を浮かべ罵った姉貴は再び運転席に戻った。


「ごめん!!よろしく!!」

姉貴に向かって手をあわせると親指を下にむけた合図だけを残して車を発進させた。



「はあ………。俺も頭痛い………。」



俺は頭をかかえ教室へと戻りそのまま授業を受けたものの結局その日は何も手につかずじまいで一日を終える帰ろうしたところで担任の先生に呼び止められた。






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