【完】とろける☆かぼちゃプリン


「篠山くん………。」


いつもは穏やかなヨウちゃんも眉間に皺を寄せて顔をしかめた。


「いやあ…まさかこんなところで会えるなんて嬉しいよ!元気だった?」


いけしゃあしゃあと何もなかったかのように
ヨウちゃんに話かけてきた篠山太一をみて店内に黄色い声があがった。



「篠山くんこそ……元気そうだね。」



ヨウちゃんも関わりあいたくないのか微笑すらも浮かべない。


それもその筈こいつのせいで梓さんにばれちゃったわけだしね。 口の軽い男なんて最低だなーなんて思いながら篠山を睨む視線に気付き俺に話かけてきた。












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