【完】とろける☆かぼちゃプリン


「―― そーいう君は確か篠山太一くんだね!剣道の試合で確か前にあった以来だったよねって言って…」と背中を押し皐月はありのままに篠山に伝えた。


すると相手はみるみる顔をしかめて俺の体にいる皐月に歩みよってきた。



「そーいえば…試合で鼻おっちゃったけど大丈夫?っていって」


囁いた言葉に驚き皐月は思わず「えっ!!まさか…その鼻作り物??」ってポロッと余計な事を付け加えたけど軌道修正してそのまま囁いた言葉を伝えた。


そのせいか……周りがざわつきはじめたのが勘にさわったのかいきなり皐月をにらみつけて口元にひきつった笑いを浮かべた。

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