【完】とろける☆かぼちゃプリン
「いや……さすがに……。」と口ごもり俺は言葉を濁した。
皐月のお祖父様と俺のお祖父様、そして…皐月のお祖母様のこと…俺だって未だに複雑な奇聞のままだ。
皐月だって……その3人に起こった真実を知ったらあいつの事だからきっと変に考え込むかもしれない。
「俺と皐月が皐月のお祖父様が思ってるような感じにならなければいいだけだから……。」
自分にいい聞かせるように呟くといきなりお粉を顔にはたきこんできて思わずむせた。