【完】とろける☆かぼちゃプリン
夢のレシピになぞられて☆


俺と皐月はヨウちゃんと別れたあと甲原さんの車で一路道場に向かった。


「はあー。なんか毎日やること増えていってるよなあ!!」


大きなため息をつき頭のうしろで手をくんで嘆くのをバックミラーで確認しながら甲原さんの一喝がとぶ。


「頭の後ろで腕をくむのはやめてください。
仮に今はお嬢様でいることをいい加減認識してください。」


「はい………。すみません。」



頭の後ろでくんだ腕をはずしおしとやかに太ももの上に揃えておいた。



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