【完】とろける☆かぼちゃプリン


大きな涙が瞳からこぼれ落ち唇をかんだ。


そんな様子を見つめていると俺は皐月の腕を引き寄せ抱き締める。


「……おれ、最初は体が入れ替わったことどうしてこんなことにって嘆いてたけど…皐月に関わる人に出会うたび俺が皐月と入れ替わるってことは宿命みたいに思った。

入れ替わったことで皐月の本当の気持ちが確認できるし周りの人がどう思ってるかも直接きけるしさ。
だから…私立 陽炎聖堂学園 高等部に皐月がいきたいって思うなら一緒にうけような!!」


皐月の体をぎゅっ…と抱き締めると皐月も戸惑ってはいたものの俺の体に腕をからめて抱き締め頷いた。






< 568 / 805 >

この作品をシェア

pagetop