【完】とろける☆かぼちゃプリン


誰かをせめても仕方ないのわかってるから…ただ胸のなかにしまうだけ……そうやって生きてきたからきっとこれからもそうやって生きていく。


でも星くんといるとそんなこと考えなくてもなぜか安心する。

星くんは先走ってしまうときもあるけど…間違ってることもあるかもしれないけど……どうしても違う…それがだんだん自分の中で強くなってくる。


気がつくと私は……道場の前にきていた。


シュッ……。シュッ。と物音が中から響いてきたのに私はゆっくり道場の中をのぞくとそこには一人竹刀を降り下ろす星くんのお祖父様の姿があった。



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