【完】とろける☆かぼちゃプリン
どうにもこうにも…胡散臭さいこのおっさんと、俺の背後でガタガタと俺の体を震わせた彼女を交互に睨みをかましながらひとまず洋館の中に案内されて不気味な床を踏みしめたまま診察室らしき部屋に通された。
「…さあ…。
2人ともひとまずここに座って…。」
差し出された二つの丸イスに腰掛け俺はおっさんを睨みつけ…彼女はうろたえていた。
「まあまあ…。
そんなに堅くならずにリラックスして…。
私はここの病院の院長で某有名な海外の大学院に研究室を持っている科学者でもある――属にいうマッドサイエンティスト…鮒額 哲司〈フナガキ テツジ〉という者だよ‥。
Dr 哲と周囲からは呼ばれてるけどね…。」