【完】とろける☆かぼちゃプリン


困った……困ったといいながらうろついていたのを大きなため息つき星くんは先に進む。


「別に期待してないから!!」

冷たくあしらう星くんのあとを追うように…私達も続く。

受付に向かうヨウちゃんと別れてそのまま開場入りした私達はそのスケールの高さと独創性に呆然としていた時だった。


「あれ?? もしかして……高良くんじゃない??」

突然声をかけられて振り返ると…ニコニコと笑いながら男子が近づいてきた。


「えっ…………?? あ、ああ……。」

笑顔で壇上にあがってきたその男子に声をかけられて無下にはできず曖昧な態度で首を横にかしげたのに思わず星くんが声をあげた。

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