【完】とろける☆かぼちゃプリン


体があざだらけだけど…とにかく剣道大会に向けての必死に頑張るしかない……そう思いながら寝る前に素振りして帰ってきたらスマホにメールがきていた。

メールを開くと星くんから何通かきていた。


「どうしよう……。」

本人がその場にいるわけじゃないのにオロオロしながらメールを見つめると昼間の王と眠る女性の話を思い出した。


そうだ……。

きっと…その女性だってずっと眠りから覚めた王と会いたかったはずだ。
だから、眠る女性の体にいる王のために来るべき時を頑張ったんだ。
私がここでクヨクヨするわけにはいかないの!!


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