【完】とろける☆かぼちゃプリン
「姉貴からは……かましの剣っていわれてるよ。」
そう言われて私の額に軽くキスした。
「そ、そーだったんだ。 」
「相手が読んでないコースを狙うのがコツかな?まあ、皐月には…まだ上級すぎる技だけどな……。」
星くんはそう言って笑ったのにつられて笑った。
私達は遊具からでてひとまず地面の土をはらった。
夏が近いせいか少し湿気のこもった風がふいた。
「ありがとう。」
「別に…礼なんていいよ。メールでもいえたけどさー。会いたかったから……。」