【完】とろける☆かぼちゃプリン
部屋の中で待ち受けていたお祖父様はいつもの厳格納表情とは比べられないほど厳つくみえた。
「どーゆうことなのか説明しなさい。」
低い太い声で自分と同じタブレットを差し出して咎めた。
「言い訳はしませんし…分かってもらいたいとも思ってはいません。
ただ…皐月の事を好きなだけです。」
「自分達が置かれている状況をわかっていってるのか!!」
激しい怒号が飛ぶ。
「確かに言われている事は……わかります。
自分達もお祖父様達からみれば浅はかな事をしたのかもしれません。
でも……気持ちを諦める事は誰かに言われたりしただけでは諦める事は出来ません。」