【完】とろける☆かぼちゃプリン
星くんが素振りするのはよくみていたほうだけど胴着は重いし……なんとかたっている状況が情けない。
審判の判断も時に難しいし……自分では面をとったと思っても相手に交わされた角度でうまく体制が整えずそれでも…お祖父様から教わったフォーメーションでなんとか勝ち進められたのは奇跡なのかもしれない。
「はあ……。 少し外の空気すってくる。」
そう言って試合場の扉をでたところで星くんの姿を探すけど未だきている様子はなく途方にくれて戻ろうとしたら例の喜多くんがまた立ちはだかった。
「なんだよ!!いちいちストーカーするなよな!!」