【完】とろける☆かぼちゃプリン
結局、すっきりしない気持ちで甲原の車でお祖父様の別荘に戻り受験勉強にあけくれるも二人のことが気になって手につかない。
……こんなときに星くんに相談できたらいいのに………ふとスマホを見つめて電話帳から星くんの番号をみつけた。
ーーーやっぱり二人の気持ちは離れちゃったのかな……。
どうしたらいいのかもうわからないまま私はスマホを握りしめたまま眠りについた。
月日はたち星くんにも会えないまま梓ちゃんとも喧嘩したまま受験の日を明日へとむかえた。
ヨウちゃんと学校で話すのもいよいよ今日が最後となった。
「見送りにいきたいけど……受験だからごめんね。」