たとえ居なくても
顔は、
僕の最大の武器。



今までの男全て
顔で落とせた。



所詮、
容姿が一番なんだ。



「今日、
少し出掛けてくるね。」



「予定はどうするんだ?」



綾都に質問されると、
少し身構える。



「…佳夜に行かせるわ。」



僕はそう言うと、
素早く外に出た。
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