...


――――――――――

『4時間目の最初、
青山くんと喋ってたでしょ?』

購買で買ったパンの袋を開けていると、
△に聞かれた。


「見てたの?いつの間に……あ!!
てんぱって△の名前使っちゃったんだ!
忘れてた!あとでジュースでも奢る!」

『どうゆうこと?詳しく説明してよ!』


―さっきの青山くんとの会話を詳しく説明―


『それってさぁ、
逆に考えたら、青山くんも○のこと
見てたんじゃない?』

「えっ?」


『だって、見られてるのに気づくってことは、
少なからず、あっちもこっちを見てたってことでしょ?』


「…そうゆうことなのかな?」


『そうだよ!!』


「でも、誰かに見られてたら
誰でも見るんじゃない?」


『まあね。でも、あたしが見る限り、
青山くんがそんなに気遣って女子に話しかけるなんて、
○くらいだと思うの』


「?」


『そうゆう点も考慮すると、
青山くんも○のこと気にいってるんだよ、きっと!』


「いやいやいや!」

そうならないでしょ!!


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