Love Letter
中学二年にあがり、また田中遼汰と同じクラスになった。
でも、二人とも中1の頃みたいに話したりはしなかった。
気まずくてなんか話せなくてお互い避けるようにして過ごすようになった。
体育祭も合唱コンクールも一切話さなかった。
なのに、また気になりだした。
「美咲ー!どうしよう。」
「んー?なんだなんだ。」
「なた、田中のこと好きになったかも・・・。」
「まじー!?」
「・・・うん。」
「勇気もって話してみれば?」
「無理無理!嫌がられて終わるって!」
「あーあ。完璧に好きじゃん(笑)」
「からかうなくず。」
「あら、酷い。好きならまた一からやってみなよ!田中今彼女とかいないしさ。」
「・・・やってみる。」
そおゆって、その日から頑張った。